一文字の重み

昨日は成人の日。舞鶴でも10日の日曜日に成人式が無事行われた模様。そうか…来年はうちの長男も成人式だ。もちろんコロナの影響で全国的に開催もあれば中止もあったにせよ、僕が見かけたSNS関連では晴れやかな成人式の報告が多かったと思う。

僕は昨日はいつも通り?コメダ珈琲のモーニングを嫁さんと(笑)おや?いつのまにか検温が始まっているではないか…いつも思うのだが、検温に引っかかった人は追い返されるのだろうか(笑)そらそうだよな、そのために検温しているのだから。

おはようございます。3連休いかがお過ごしでしたか?僕は仕事と10日は次男が水泳大会で京都会場でしたので、送迎。もちろん無観客。月末にも大会が予定されていますが、果たして今回の緊急事態宣言はスポーツの縛りがどこまであるのか?全ての事柄にコロナが絡んでくるから困ったものですね。今日も読んでいただきありがとうございます。

誤植という意味を考える

みなさんのこのニュース知ってますかね??

単純に解説しますと、文字が間違っていました、ってことです(笑)印刷の世界では文字の間違いを「誤植」という言い方をします。このデジタルの時代にも活版印刷時代の言葉を使うわけですが、ミスプリントとかも言いますね。

さらに解説しますと、「LAGER」と表記すべきところ、「LAGAR」と、スペルを間違えていたとのこと。つまり、「E」を「A」で印字してしまったわけ。ちなみに成分や表示にはまったく問題はないらしい(当たり前か笑)ただし表記としては完全に間違いなわけ。ですので現時点では販売を中止しているらしい。結果としては商品の中身に問題はないけど印刷に問題がある、ということです。

絶対に間違えてはいけない3大誤植

はじめに申しますと、僕自身誤植の経験は多々ある(笑)というかこの業界で編集している人間で1回も間違ったことはない、という人はいないと断言できる(笑)非常に迷惑がかかるミスではあるが、人間味が感じられるミスでもある。

話は少し脱線したが、間違えてはいけない3つを紹介しよう(参考にはならないが笑)

1.数字

単純にこれは結構ヤバい(笑)たとえば日付。そして連動してよくあるのが曜日だ。カレンダーをよく見て確認するのだが間違える(笑)またまたよくあるパターンで昨年と同じデザインで日付だけ変えてください、という依頼。前回のデータをそのまま使い、先入観で日程を編集してしまったり、何ならそのまま使ってしまうというミスだ。ありえなさそうだがよくある(笑)

あと価格。これはマジでヤバい。1桁間違える、ってことが時々ある。正直10,000円を100,000円に間違える、高い金額に間違えるのは、とんでもないがまだいい。損はしないからだ。これが逆の場合、つまりテレビが100,000円と表記しなければいけないところを、10,000円としてしまったら…考えただけでも恐ろしい(笑)しかしこれも現実にあるパターンだ。実際車の値段を間違えて掲載してしまい、その金額で販売した、って話を聞いたことがある。

2.名称(場所・名前など)

次に固有名詞的なもの。文章の「てにをは」や「ですます」なら正直内容に問題はないかもしれない。しかし名前とか超ヤバい(笑)名前がまずヤバいのは手に取った人で自分の名前の表記が間違っている時の気分を考えると、とても申し訳ないからだ。単純に会議のレジメとかでも名前が間違っていたら気分悪かろう(笑)これがオリンピックとかのプログラムとか、世界レベルの印刷物なんて考えただけでも死にたくなる(笑)でもこれも実際にある話だ。

3.誤変換

これは直接的な数字や名称とは異なるが、例えば「証明する」を「照明する」などという変換間違いデジタルならではの間違いだ。SNSがこれほど周囲で活用されると、印刷とは異なるがデジタル媒体で間違うこともあると思う。そういうこの僕のブログも多々誤植がある(気づいたら修正するけど笑)

メールで「極悪人ください」とあった。???え???あぁ「ご確認ください」かと(笑)メールで急いで送る場合での間違いは非常に多いと思います♪

見直すクセ

僕が職業柄間違えてはいけない職業なので、会議資料とかも結構真剣にチェックする。でも間違える(笑)ある程度仕方ないと思うが、対策はもはや「見直すクセをつける」しかないのだ。最初に書いたビールの名称も何重もチェックしているはず。でもいろんな先入観や見落としで、うまくチェックの目をすり抜けて(笑)立派に間違った印刷になったという話。これは大手企業だから、とか地域の回覧だから、とか大小の問題ではない。原因は同じなのだ。

ちなみに誤植を自分自身で印刷あとに見つけた時のあの感覚は経験したくないほど血の気引きます(笑)今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。