4月からの「総額表示」に気をつけましょう
昨日3月28日は次男の誕生日でした。
そして今我が家は長男が帰郷しております。少し遅れましたが嫁方のお母さんの彼岸の墓参りに2年ぶりに家族全員って行ってきました。
今我が家には僕、嫁さん、長男、次男、愛犬、愛猫(長男と大阪で同居笑)という大渋滞です(笑)大学のオリエンテーションが今年は開催されるらしいので、もうすぐ大阪に戻るらしいです。でも3人と4人は全然違いますねー。結構3人に慣れると、4人の生活は窮屈ですね(笑)
おはようございます。いよいよ3月も終わり4月が始まります。確かにコロナは面倒でしかないですが、それなりの経験値を与えてくれたのも事実。何も全てが衰退したわけではない。もっと前向きに研鑽しましょう♪今日も読んでいただきありがとうございます。
総額表示
僕はお客様で飲食店やサービス業などの方々は少ないので、急激に忙しいわけではないですが、4月からは「総額表示」の義務化がスタートします。つまり消費者に対しての金額表示を簡単に言うと税込表示にしなければいけません、ってことです。飲食店のメニューやアパレル、スーパーの価格表示など結構大変な作業量を伴う変更ですね。
もちろんもともと税込表示だった場合には何の変更もないわけですが、感覚的に例えば1000円(税抜)って税抜き表示は多くあったと思われます。売り手としては少しでも金額安く見せたいですもんねー(笑)
売り手の心理
たとえば980円(税抜)と1078円(税込)という表示ならどっちが購買意欲そそりますかね??同じ金額なんですが、税抜表示の方が思わず手に取ってしまうかもしれませんね。今は消費税が8%と10%が混同されているので余計にややこしいのですが、4月からは全て税込表示なのですから、ある意味購買意欲とは関係ないところで、合計の計算は簡単かもしれません。レジに行って「あれ?思ってたより高い」と思うと実際は消費税のこと計算してなかった、って人は多くいたことでしょう。となれば総額表示は消費者にとっては良き法案なわけです。
ただ売り手の心理は違います。またバーコードやいろんな設定を変更するのも大変かもしれませんよねー。そもそも消費税って何だよ、って話にもなります(笑)
印刷物表記の注意
僕ら印刷業界としては今後作成する印刷物には、特に価格表記には注意しなければいけません。お客様の原稿が税込なのか税抜きなのか?または消費税が計算違いなこともあるでしょう。そして印刷物に限らずネットの価格表記も同じことがいえます。
11,000円
11,000円(税込)
11,000円(税抜価格10,000円)
11,000円(うち消費税額等1,000円)
11,000円(税抜価格10,000円、消費税額等1,000円)
国税庁のホームページには上記の記載が例として挙げられています。一番上などは価格表示だけでかっこ書きがありません。そうです、もはや価格には消費税が入っていることが前提なので何も記載しなくていいわけです。ただかっこ書きがある方が丁寧ではあると思います。
おそらく端数がなくなるのでわりと見やすくなるかもしれません。最後が0か5かとか。まっどちらの立場でも理解しておくことが重要ですね♪
罰則
ちなみに総額表示にしてなかった!となっても罰則があるわけではなさそうです。注意勧告はあるかもしれませんが、あくまでお願いベースとも言えますが、国が定めた義務ですので早めの対応が必要だと思います。
4月から買い物するときはちょっと注意して見ておくといいかもしれませんね。あとチラシの原稿を作る側の人々は覚えておきましょう♪今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。