用紙が薄いから印刷代が安いと思うのは勘違いです(笑)
なかなかこのMacの箱が捨てられねー(カッコ良すぎて笑)…
日曜日にデスクレイアウトを変更した時に出たデザインルームのゴミを清掃事務所に捨てに行ったのですが、これだけはとりあえず置いといた(笑)
まぁ捨てますけどね♪メルカリとかで売れねーかな(笑)
おはようございます。5月25日、もう1年の半分が過ぎようとしてますね。怖いっすね(笑)気がついたら嫁さんの誕生日月になるし、結婚記念日くるし、梅雨明けてあっという間に夏に突入して、秋が来て僕が47歳になって、年末…次気がついたら50歳だな(笑)今日も読んでいただきありがとうございます。
印刷あるある
印刷に関する疑問、問い合わせってある程度絞られてくるのですが、今でも1番人気の質問が
「用紙薄くすれば安くなりますか?」
です。
結論から言えば、用紙が薄くなっても、ほとんどの場合が安くなりません(笑)もっと言えばむしろ高くなります。簡単に言うと「一番流通している用紙を使うと一番安い印刷になる」と言えます(これも一概には言えませんのであしからず)
印刷業界で一番流通していると思われる用紙は「コート紙」になると思います。厚さは90kという基準です。だいたい市販で販売されているコピー用紙というのが45kとか55kになりますので、厚みはほぼ倍くらいと想像してみてください。名刺は180kというのが基本ですので、名刺の半分の厚みになりますね。
なぜ薄い用紙の方が高くなるのか?
単純に思い浮かぶのは「用紙が薄い=安い」ですね。紙に限らず洋服とかでも素材が薄かったりすると安そうなイメージってありますよねー。では印刷代金が薄い用紙だと高くなる理由は、1つは印刷の手間です。確かに紙だけの価格を見れば薄い方が少し安い場合があります。ただし印刷する場合は薄い用紙の方が印刷する場合の予備紙が多く必要だったり、安定してインキがつかなかったり、破れたり。とにかく印刷に時間がかかることが多いです。
逆に厚みが多少あった方が安定した印刷ができます。少ない枚数ならさほど差は出ないかもしれませんが、1日中印刷するような多いロットの印刷だとスゴイ差が出ますね。ただ全部の印刷がそうではないので、割合的に多少厚みがある用紙の方が安価だというわけです。スーパー、ドラッグストア、家電などは後ろが透けそうな用紙で(笑)印刷されてる場合が多いっすね。あそこまでいくと究極にコストダウンされてます。
むしろ安さを希望するなら納期
最近はいわゆるネット印刷で自分で入稿する人もいるし、印刷会社さんもコストを考えて自社の工場で印刷せずにネット印刷会社に外注しているところもある。もちろん僕も使ってます♪そこでわかることが納期を伸ばすと安価になる、ということです。つまり短期で注文するとたとえば5万円かかる印刷も、一週間くらい納期に余裕があると3万円くらいで印刷できる場合があります。同じ印刷なのに、ですよ。
単純に特急印刷する場合は当然対応する印刷会社さんも残業で対応したり、急遽用紙手配したりなどして、手間がかかります。納期が1週間先だといろんな方法がとれますね。ですのでネット印刷でいえばできるだけ早く仕上げて早く入稿する、というのがコストダウンの秘訣なワケです♪
プチテクニック
あと最後はあまり関係ない話ですが、デザインにだけ注視せずに、ちょっと印刷物のニュアンスを変更したい場合はデザインを変更するのではなくて、用紙を変更すればかなりイメージ変わりますよ♪単純に光沢のあるなしだけでも印象は違います。覚えておいて相談してみてください♪
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。