僕は紙の文化を追い続ける
こう雨が続くと印刷物の納品にも気を遣う…。シュリンクで包装はもちろん小さな段ボールに入れて納品する。傘などをさして納品するのもいいんだが、やっぱ片手が塞がる不安は否めない。昔印刷会社時代にチラシを水溜りに落としたことあったなぁ…(笑)
おはようございます。「国民のために働く内閣」。当初の菅首相のスローガンですね…言葉って時が経てば経つほど怖いですね(笑)僕も嫁さんのお願いにいつも安請け合いして結果が伴わないので怒られます(一緒にすな笑)今日も読んでいただきありがとうございます。
時代の転換期
まぁ未曾有の経済不況をもたらすコロナウイルス。飲食や宿泊業界、そして関連するお酒をはじめとした卸業者、本当に影響過多であり、年末に不安を覚えるのは僕だけじゃありません。
で紙の業界にも影響がないわけではありません。
週刊文春はご存知でしょうか?もはや政治にも影響を及ぼす老舗週刊誌です。まぁ芸能界のスキャンダル雑誌というイメージもあろうかと思いますが、発行部数は日本でぶっちぎりです。週刊現代、週刊新潮、週間ポスト、FRIDAYなど病院の待合室などに必ずありますが(笑)文春はこの紙不況の中でも一定の発行部数をキープしてますね。
まぁそれはさておき、週刊文春が電車の中吊り広告を終了するとのこと。中吊り広告とは電車内にある天井から吊るされている見出し広告ですね。見出しで売る、という目的から電車通勤のサラリーマンをGETする手法です。確かに嘘かホントかわからない見出しには購買目的をそそるものもあります。結構エロ系も気になるのが男子です(笑)
終了する一つの理由にやはりネットニュースの台頭で雑誌の見出しによる購買意欲の鮮度がなくなってきた、ということですね。週刊誌は生き物。その時々で一瞬で購入してもらうもので、考えて買うものではない(笑)時代には合わなくなってきた、ということでしょうか。
もちろん印刷コストも膨大ですし、締め切りも実際の雑誌より早い。電子版に移行するのが相対的にみて賢い選択かもしれません。
僕は紙にこだわる
僕自身も印刷業界には側面から冷静に見ても一定の紙離れは理解しています。確かに時代は速くて正確な情報を求めてますので、特に速さに関してはネットには絶対に勝てません。野球の一球速報が数秒後にネットに掲載される時代です。ここで勝負してはいけません。
僕は紙の利点は「読み返す」ことにあると思っています。つまり何回見ても新鮮度が高いものならネットに勝るとも劣らないと思っています。
そういう意味では販促物も即効性より言うなら遅効性があるもの、じわじわくるような戦略が時代にあってるかと。だから総合すると紙は少なくとも僕が生きている間はなくならないかと。消えゆく業界でははいと言うのが僕の読みです。
今勉強に使う「辞典」昔は僕ら英和辞典、和英辞典、国語辞典、現物持ってましたよねー。今は電子版ですわ。一瞬で答えに行き着きます。ただ辞典に手垢がつくくらい何度もページをめくる、あの手間がIQをあげるんじゃないかとも思ってます。
そう、手間って大事なもの。面倒こそ正義、遠回りこそ良(笑)SNSで炎上する時代も、デジタルな時代だから余計な意見が出る時代。ゆっくり考えようじゃありませんか♪
今一度しっかり印刷物をデジタルに変換するのではなく、アナログのままじっくりお客様に伝わるものを考えてみませんか?きっと伝わると思います。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。